Road to Wonder Festival 2017 [Summer]

WFは例年当日の朝ギリギリまで準備をしてる自分でしたが、今回初めての地方参加組ということで、早めの準備!つまり原型制作、は当然として、複製品の発注、パッケージデザイン、パッケージ印刷発注、複製品の箱詰め、彩色品制作、自宅で展示のシュミレーション、ポストカードの印刷、販促品の印刷などなど・・・
そのような準備を7/28の到着日指定で荷物をまとめ宅配便で送るというすごくちゃんとしたスケジュールを実行したのです!(やればできる子w)

しかも、今回はそれぞれの作業工程の様子を極力リアルタイムでツイッターで画像付きで投稿してました! 原型師がWFまでにどんなことをしているのかわかるように、そう、原型だけ作って終わりじゃないということをアピールしてみたのでっす。


■デジタル原型制作
これが一番メインな作業なわけですが、あまりここで時間をかけてしまうと後の工程が間に合わなくあってしまいます。といってもここで手を抜いてしまうと後の工程をいくら頑張っても仕方がないわけで、、 

 


■出力サービスへ依頼

いかに組みやすいキットにするか、ただそれだけ考えててもだめで、いかに生産コストを抑えるかも無い知恵を絞って考えて、分割、パーツ数、を決定してます。


■原型制作(出力品を磨くよ!)
一番しんどいというか、デジタルなのに地味なアナログ作業をしています。

はやく3Dプリンタでツルピカな出力品がでてこいっ!(現実的な価格で)

この作業を終えればやっとこさ型ヌキ業者さんへ発注です。


■一部のパーツは自分で複製

でっかいパーツは3D出力代も結構かかりますが、複製代も高額!なのです。というわけで最終的な製品の価格を抑える為に、土台パーツは自分で抜くことにしました。正直しんどい作業No,1


■パッケージデザイン

型ヌキ業者さんから複製品が届くまでの間に箱のデザインをします。デザイン自体は好きなんだけど、

誤字脱字をとことん見つけるのが苦手、、、

3D出力や型ヌキ業者さんに比べると、箱の印刷はは比較的短納期で助かります^^


■彩色見本作成

型ヌキ業者さんから複製品のサンプル(この状態で問題なかったら量産するよ!というチェックの品)が届いたら、

WFで展示する彩色見本を組んで塗ります! 時間がかけられるのであればこんなに楽しい作業はほかにありません!

しかし、だいたいにおいていつも全く時間が取れません^^;


■複製品のチェック

型取り業者さんから複製品が届いたらしっかりパーツチェックします。製品の種類やパーツ数が多いと死んだ目になってしまいます。というのもこのあたりの工程になってるころには体力も気力もあまり残っていなかったり、、


■箱詰め!

簡単な作業ですが、いかに広くてきれいな作業場を確保できるかが、、 この時期になると部屋中が散らかりまくっているのです、、


■展示シュミレーション

作業する場を確保するため、まずは部屋の片づけからです、、 棚を組んで実際に配置しながらWF会場で必要なものをリストアップします。


■荷物を段ボールにまとめて会場へ発送。

段ボール箱は、型抜き業者さんが複製品を送ってくれる際に使われているものが丈夫でサイズもばっちりです。


というような感じで、WF出展までの道のりはとてつもなく作業てんこ盛りなのであります!

つづく